親不知歯【2020-06-26更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

親不知歯

2020-06-26
河野 優太



親知らずを抜きました。

 

数か月前から違和感はあったものの、

「抜くのとかなんか怖そうだし気にしないどこ・・・」

と先延ばしにしていたのですが、

そうも言っていられない痛みが出てまいりまして。。。

 

抜くときも痛くて腫れる、というイメージだったのですが、

結論から申し上げますと全然痛くなかったし腫れませんでした。

イメージ先行がすごい。

技術革新もすごい。

 

ではそもそも親知らずとはなんぞや?

ということで調べました。

親知らずとは、ヒトの歯の一種。

おおむね10代後半から20代前半に生えてくる。

すべての人が4本生えてくるわけではなく、

おおむね4人に1人の割合でまったく生えてこない人もいる。

割と生えない人いるんですね。羨ましい。

 

親知らずが生えてくる際に異常を起こしやすい理由には、

「食生活の歴史が大きく関わっている」とされているそうです。

大昔の人類は木の実や生肉など、硬いものを中心に食べて生活していたため、

顎の骨もよく発達していて、親知らずも正しい場所に生え、その役割を果たしていました。

しかし調理技術が進歩し、柔らかいもの中心の食生活を送ることで
人間の顎は小さくなっていき、親知らずの生える場所がなくなってしまったからです。

 

てことはだいぶ昔から親知らずってあったのかなと思いますよね。

なんでも江戸時代の「毛吹草」という文献の中に、

「姥桜生ゆる若葉や親不知」という俳句が用例として記載されているそうです。

この時代にはもうすでに「親知らず」という言葉が一般的に使用されており、

昔々から人類は親知らずと戦ってきたんですね。

 

ということで親知らずが生えてきたかなと思ったら、皆さんも我慢せず抜きに行ってください。

思ってるより痛くないので。(多分)

抜いた後にはチャットモンチーさんの名曲『親知らず』が染みます。

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