ペアローンについて(デメリット編) ~病気・退職・死亡・離婚~【2025-09-21更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス
ペアローンについて(デメリット編) ~病気・退職・死亡・離婚~
ページ作成日:2025-09-21
何事もメリットとデメリットがあるといわれます。ペアローンも例外ではありません。
例えば、一方が病気・出産・退職などで減収になった場合、当初の返済計画は大きなリスクに直面します。お互いが限度額いっぱいまで借入れている場合は特に危険です。
これを避けるには、それぞれの借入金額を抑え、返済計画に余裕を持たせておくことに尽きます。借入前に夫婦の収入総額が30%減の場合、50%減の場合などのケースをシミュレートしてみるのも一案でしょう。
また、夫婦の一方が死亡した場合も要注意です。ペアローンの場合、夫婦それぞれが加入している団信が残債をカバーしてくれますが、それはあくまでも亡くなった人の分だけ。残された配偶者は引き続き、自分のローン分の返済を続ける必要があるのです。
対策の一つとして考えられるのは、団信とは別に、お互いを受取人とする生命保険にそろって加入しておくこと。余分な生命保険料がかかることになりますが、これは夫婦の安心料として割り切った方がよさそうです。
さらに大きなリスクが、ペアローン返済中の離婚です。例えば、わが家の名義を夫婦共有から自分単独に変更する場合、相手方の返済分も同時に肩代わりしなければなりません。また、ローンを清算するために物件を売却する場合も、売却益が十分でなければ、双方に借金が残ります。それは離婚協議そのものにも深刻な影響を及ぼしかねません。
ペアローンとは、仲良く元気で働き続ける夫婦のために用意された住宅ローンです。利用を検討する際は、くれぐれもこの点をお忘れなく。
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