冷静と情熱と時差と歴史とパスタとかジェラートとかのあいだ【2010-08-19更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

冷静と情熱と時差と歴史とパスタとかジェラートとかのあいだ

2010-08-19
田岡 拓

フィレンツェに行ってきました。


13時間ぐらい空を飛び、ローマを経由して、

ああなんかもうどうでもいいわ、日本帰りてえわ

とか思い始めた頃に着きました。遠い。


かつて僕は、京都の「京都っぽくない部分」

に失望した経験があったので、

前提として、フィレンツェにも「フィレンツェっぽい部分」と

「フィレンツェっぽくない部分」があるのだろうと思っていたのですが、

そんなことはありませんでした。

なんかもう全部フィレンツェでした。

衝撃を受けました。

イタリア人とかマジで適当そうなのに、

町並みの繊細な部分での統一感が半端ない。


僕がフィレンツェに行こう、と決めたのは、実に4年も前でした。

当時、深夜にやっていた世界遺産という番組が好きで、

毎週見ていたのですが、その番組はしつこいぐらい、

フィレンツェを特集しまくるのです。

じゃあもう分かったよ、行くよ、と決めたのはいいのですが、

調べてみると、イタリアは死ぬほど遠くにあり、

当時の僕の財力では餓死を覚悟しても

たどり着くことさえできない計算でした。

なので4年越しです。

まあ別に、4年間ずっとあーフィレンツェ行きたいなあ

って思ってたわけじゃなくて、

時たま思い出しては、「あ、そういえば行きたいなあ」という情熱と

「まあでも金無いしな」という冷静の、

なんでもないです。


色々すごいなあと思うことはあったのですが

言葉で伝えられそうなことはそう多くありません。

まあそんな感じでした。

無事帰ってきました。 
 

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