出石【2010-05-08更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

出石に行ってきました。

三時間かけて辿り着き、そばを食べて、三時間かけて帰ってきました。

別に虚しくはないです。



出石は綺麗な城下町ですが、異様なのは辺りがそば屋ばかりなことです。

そば屋があったと思ったらその隣もそば屋で、振り返ると向かいもそば屋、

その隣はクレープ屋だと思ったらそば粉で作ったクレープを売っています。

もちろん、そば茶ソフトクリームもあります。

京都に来ても意外と八つ橋とか無かったり、

和歌山に行ってもみかん畑が無かったりしますが、

出石は違います。限りなく誠実に、そばだけがあります。

もしこの世にそばが無かったら、出石という町は存在しなかったのではないでしょうか。

出石に住む人は、主食がそばであり、おかずもそばで、デザートもそばなのかと

割と本気で思いながら歩いていましたが、話を聞いてみると、

ファミレスとか行くそうです。

むしろそばはほとんど食べないらしい。

そこらへんは京都の八つ橋と一緒ですね。



一軒目
出石そばは小皿に小分けにされて出てきます。

昔、屋台で出される際に便利なのでこの形になったそうで、

今でも小分けにする必要があるのかどうかは謎ですが、

なんとなく見た目が楽しいので良いと思います。

二軒目


三軒目

このお店が異常に美味しかったです。
他の店も美味しいのですが、それと比べても尋常ではないコシがあり、

圧倒的でした。



四軒目



五軒目
三軒目あたりで｢もうこれぐらいでいいかもしれない｣と思い始め、

四軒目で｢限界かもしれない｣と思い、

五軒目でギブアップしました。


そばはあっさりと食べられますし、打ち方の違いなのか、そば粉の挽き方の違いなのか、

それぞれの店で味わいが変わるので、食べ歩きには向いていますが、

やっぱり飽きます。

でももう一度行きたいと思える町でした。


そばはしばらくは要らないです。

焼肉が食べたいです。