団体信用生命保険の意味【2021-10-02更新】 | 京都市の不動産のことならセンチュリー21京都ハウス

団体信用生命保険の意味

ページ作成日:2021-10-02

 住宅ローンを利用する場合、団体信用生命保険(団信)への加入が一般的です。なぜ、住宅ローンに生命保険が必要なのでしょうか。実は団信とは、金融機関が残債務(未返済の元金)を回収するための仕組みの一つなのです。
 例えば、住宅ローンの返済中に借り入れた人(債務者)が死亡したり高度障害となった場合、何もなければ金融機関は貸付金の焦げ付きリスクに直面することになります。しかし、債務者があらかじめ団信に入っていれば、生命保険会社から融資先へ保険金が支払われ、すべての貸付金が清算されることになるわけです。
 残されたご遺族にとっても、この仕組みには大きなメリットがあります。なぜなら、団信によって住宅ローンは完済され、家族は一切の返済から解放されるからです。残されたマイホームはもちろんご遺族のもの。その後も安心して住み続けることができますし、抵当権が抹消されている分、売却手続きもよりスムーズです。
 現在、「フラット35」を含むすべての住宅ローンでは、団信の加入が融資条件の一つとなっています。逆にいえば、健康上の理由などで団信に加入できない場合、住宅ローン自体が利用できないことがあるのでご注意を。また、保険料は毎回の返済額に上乗せされるのが一般的。毎年、必要な保険料を確認し、残高不足にならないように気をつけましょう。
 団信は、毎年の保険金額がローン残高と同等になる仕組みであり、他の借入金の返済や生活費には使えません。団信加入を機に生命保険を見直す人も多いようですが、年数の経過とともに将来の保障も少なくなる点はご注意ください。

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